クオンタムリープのパートナーに、元シャープ取締役副社長の石田佳久氏が就任

クオンタムリープ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：中村智広）は、6月２日付で、シャープ株式会社の取締役副社長を務め、ソニー株式会社において執行役員SVPとしてPC、テレビ、スマートフォン事業の統括マネジメントとして活躍された石田佳久氏をパートナーに迎えましたことをお知らせいたします。当社及び当社グループ会社の投資先企業（主にスタートアップ企業）の成長戦略を、投資先企業のマネジメントとともに企画し、その実行を支援していきます。

当社は、独自の技術力と、大企業及び海外企業との資本・事業提携に対応できる柔軟な経営体制により、アジア市場での成長戦略を実現したいスタートアップ企業に対する投資及び支援をしております。この度の石田氏の参画により、当社としてこのようなスタートアップ支援の体制をさらに加速化させたいと考えております。石田氏は、ソニー、シャープともに、常に変革の最前線を走ってきた経営者です。技術者としてのバックグラウンドに裏打ちされた企画、設計、製造、技術、調達、サプライチェーン、マーケティング、ビジネスディベロップメントまでを一貫して統括されてきた経営手腕と、海外において経営に携わってきたグローバルなマネジメント経験が、投資先・顧問先企業の成長支援に生かされると期待しております。

■石田佳久氏のプロフィール

慶應義塾大学卒業後、ソニー株式会社（現ソニーグループ株式会社）に入社し、2006年にVAIO PCの事業担当として業務執行役員SVPに就任。2009年からテレビ、ホームオーディオ・ビデオの事業本部長を経て、2011年にSony Ericsson Deputy CEO and EVPに就任し、当時業績不振だったスマートフォン事業の利益化に成功。2017年にシャープ株式会社副社長執行役員に就任し、商品のAIoT化に取り組むと共に欧州代表として欧州事業の拡大を推進。2021年にヤンマーホールディングス株式会社取締役に就任。2023年6月にクオンタムリープ株式会社のパートナーに就任。

■クオンタムリープ株式会社について
2006年にソニーグループの元会長兼グループCEO出井伸之が設立。スタートアップ・中小企業支援に特化した投資・コンサルティング事業を展開。差別化された技術またはオペレーションを持ち、国籍・規模の違いを超えた企業との資本・業務提携を通じて、アジア市場での速やかな成長を狙う企業に投資・支援することをミッションとする。成長戦略コンサルティング、投資、ステージに合わせたスタートアップ投資に特化するグループ会社7社との連携により、事業創出を具体的に支援している。