これまで当然と考えられてきた認識・価値観を一変させる、パラダイム・シフト。 産業革命や世界大戦の勃発、インターネットの登場など、世界的な地政学変化や破壊的テクノロジーの登場が複雑に絡み合い、社会システムそのものが大きく変化する経験を、人類はこれまでも経験してきました。
ビジネスモデルは、その時代のパラダイムの上の存在するもの。
またこのパラダイム・シフトは、その間隔をますます狭めてきています。未来のビジネスモデルを考えるとき、過去のケーススタディの中にはありえません。
企業経営においても、過去事例から小手先の戦術を求めるのではなく、間もなく訪れる次のパラダイムに向き合うこと、そこに重きを置くことが重要になってきています。
クオンタムリープでは、未来のビジネスモデルの土台となる、未来のパラダイムを多方面から探索し、またその創造に携わっていきたいと考えています。
経済の成熟期を迎え閉塞感にとらわれる日本と、急速な経済発展で勢いづくと同時に人口増、環境、資源といった課題を抱えるアジアの成長国。
アジアで唯一成熟期にある日本が、現状を打開するための新たな戦略(ABC戦略)を示せば、それはやがて成熟期を迎えるアジア諸国にとっても示唆に富む1つのモデルとなります。
クオンタムリープは、日本企業の技術、経験、ブランドなどの経営資源と、アジアの成長力を掛け合わせ、共に発展する戦略を提言します。
クオンタムリープが持つ豊富な人的ネットワークを生かし、アジアを舞台にビジネスを展開したい企業の皆さまに、適切な解決策を提供します。
日本の高度経済成長時代において、工場や物流・販売など、企業にとってコア事業に関わる全ての組織を抱えておくことこそが、強さの源泉でした。
ところが1990年代に、インターネットが登場とともに世界のビジネスモデルが大きく一変しました。OEMやEMS、BPOの活用が合理的とみなされ大きく伸長しました。時代の流れの中で、これまでAsset (資産) だったものがLiability(負債)になったのです。
情報流通の加速度的な増加や、不確実性の増加もあり、この傾向はますます高まることを予想しています。
クオンタムリープでは、スタートアップや大手企業など企業の規模に囚われず、企業同士の資源をよりよく活用した、オープンイノベーション型の経営資源の掛け合わせを推進します。1つの1つの企業だけでなく、産業全体という系全体を視点において、活力ある発展を目指していきます。
企業経営とサイエンス、デザイン、アート、哲学・・・。
これらはこれまで「別の領域」に分類され、交わることなくそれぞれ追求が進んできました。
しかし、世界の複雑性が増大を続ける現在、従来のカテゴライズされた思考の延長線上に、新たな解や発見を見出すことは、もはや困難といえるでしょう。
では、新しい進化と発見を生み出すためにはどうするべきか。
それは視座を一段と高い位置に置き、視野外にあった複数の異領域の考え方を、選択的に結合反応 (= “クロスカップリング”) させ、その反応から紡ぎだしていくことが強力なプロセスになるものと考えています。
クオンタムリープでは、この異領域同士を掛け合わせる ”クロスカップリングリング” を意図的に誘発すべく、積極的に様々な活動を展開すすめていきます。