イベント情報

Event Information

  1. TOP / 
  2. イベント情報 / 
  3. Club100第174回...
2022.06.17 Club100 参加受付終了

Club100第174回定例会(ゲスト:元GPIF CIO/国連事務総長特使/米テスラ社外取締役/仏ダノン ミッション委員会委員 水野 弘道 氏・株式会社 Looop 代表取締役社長 中村 創一郎 氏・株式会社TBM 代表取締役CEO 山﨑 敦義 氏)

2022年6月16日(木)、Club100第174回定例会を開催致しました。

ゲストに国連事務総長特使・米テスラ社外取締役 水野弘道様をお迎えし、 

『サステナビリティ改革の本質とは~企業はなぜ循環型社会の一翼となり、持続可能な社会の実現に貢献すべきなのか~』をテーマに、企業がSDGsに取り組むことの意義と優位性、世界中でSDGsが実現され持続可能な社会になるためのビジネスとは何か、その可能性について御講演頂きました。

 SDGsは、2001年に策定されたミレニアム開発目標の後継として2015年の国連サミットで採択され、2017年にはダボス会議の中でSDGsの達成による経済価値が公表されたことで、その市場規模にビジネス界のSDGsに対する注目は高まりました。水野氏は国連がSDGsを主導した意味について、国連の平和の解釈が変わったのだと分析。SDGsの本質とは、「未来の世代をステークホルダーと考える」、「ビジネスは社会的責任を常に負う」ことだと指摘しました。また近年、企業の長期的な成長のためにはESGに取り組むことが重要との考えが広まっており、多くの企業・投資家が注目しています。この背景には、事業活動にESGの概念を理解し取り入れなければ、投資家やステークホルダーからの支持が得られず、優秀な人材も確保出来なくなる可能性があり、結果として企業の長期的な繁栄は望めないことを示しています。既に欧米と日本の間には懸隔があり、新しい資本主義の加速によって日本は取り残される可能性が高いとの懸念を示しました。

後半には、MCに慶應義塾大学理工学部訪問教授 椎名茂様をお招きし、「ESG銘柄といわれる企業が目指す持続可能な社会とは」をテーマに、株式会社TBM 代表取締役社長 山﨑敦義様、株式会社Looop 代表取締役社長 中村創一郎様に御登壇頂きました。

サステナビリティ領域で業界をリードされているお二人の取り組みやビジョンについて、ご紹介頂き、御参加頂いた皆様とのパネルディスカッションを実施しました。

御参加頂きました会員の皆様には、深く感謝致します。

最後に、御登壇頂きました水野弘道様、山﨑敦義様、中村創一郎様には厚く御礼申しあげます。