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2022.07.21 Club100 参加受付終了

Club100第175回定例会(ゲスト:Foot Locker atmos Japan合同会社 Founder/代表 本明秀文 氏)

2022年7月21日(木)、Club100第175回定例会を開催致しました。

ゲストにFoot Locker atmos Japan合同会社 Founder/代表 本明秀文様をお迎えし、 『カルチャーを売るブランディング戦略~日本企業が価格競争からの脱却をするためには~』をテーマに、原宿キャットストリートの2.7坪の土地でスニーカー専門店を開業してから米大手スポーツ小売チェーンFootLockerに巨額売却し現在に至るまで、本明氏が築き上げてきたスニーカービジネスとその哲学について御講演頂きました。

近年靴の消費市場は縮小傾向にあり、スポーツシューズ・スニーカーの需要は高水準を保っているものの、業界全体としては新型コロナウィルスの蔓延により更に打撃を受けています。その中での2021年8月米FootLockerによるテクストトレーディングカンパニーの買収はフットウェア業界に大きなインパクトを与えました。本明氏は、スニーカーには「履物としての価値」と、「貨幣としての価値」が有るといいます。本明氏が運営するスニーカー専門店Atmosではアプリ開発の強化によりEC販売の売上高が大幅に上昇、またコロナ渦によってスニーカーの投機対象としての性格がより顕著になり、希少性の高いモデルは高額な値段で売買されています。スニーカーは機能性が重視される「靴」から、ファッションとなって「文化」を形成し、SNSの出現で一部のマニアから大衆まで広く受け入れられるマーケットを形成していったといえます。

また商売を成功させるには、人間力が非常に重要であると本明氏は明言します。幅広い分野に興味を持ち多彩な知識を身につけることで、多様な人々との巡り合わせが新たな化学反応を起こすのです。文化の中で構築された人間関係こそ、強力な武器になると述べました。

後半には、後半にはクオンタムリープ株式会社 執行役副会長 橋谷義典がChief Navigatorを務め、御参加頂いた会員の皆様と御参加頂いた皆様とのパネルディスカッションを実施しました。

御参加頂きました会員の皆様には、深く感謝致します。

最後に、改めて御登壇頂きました本明秀文様には厚く御礼申しあげます。