Club100 第114回定例会開催 (ゲスト:WIRED 編集長 若林恵氏、三越伊勢丹HD 北川竜也氏)
6月15日(木)Club100・第114回定例会を都内某所で開催いたしました。
ゲストに、WIRED日本版編集長・若林恵氏と三越伊勢丹ホールディングス情報戦略本部IT戦略部・北川竜也氏をお迎えし、
「イノヴェイションの曲がり角」
をテーマに、参加者の皆様とディスカッションを実施いたしました。
テクノロジーの進化が会社にもたらすイノヴェイション。これは人々の生活や社会を豊かに便利にさせるものと信じられてきました。
一方で近年、テクノロジーに身を任せた無秩序な進化に対して警鐘を鳴らす議論も活発になってきています。人間の仕事をサポートするはずのデジタルにより疲労する現象など、テクノロジーがもたらすダウンサイドも目立つようになってきています。
リアルとデジタル、これらの狭間には、今どのような不整合が生まれてきているのか、そしてどこの企業も直面しているデジタル化・IoT化について、実際に百貨店でIT戦略部という立場からのリアルな課題なども交えながら、若林氏・北川氏・出井の3人でのトークと会場の皆様とのディスカッションが活発に行われました。
ご来場いただきました会員の皆様には感謝いたします。
そしてご登壇いただきました、WIRED日本版編集長・若林恵氏と三越伊勢丹ホールディングス・北川竜也氏には、深く御礼を申し上げます。
クオンタムリープ公式WebSite内「TalkRoom」にて、このセッションをまとめた内容を公開しております。
【Talk Room】QxLTalk「イノヴェイションの曲がり角」
【技術とどう向き合うか】テクノロジーは、“人の生活を豊かにする”と信じられてきました。イノヴェイションを起こすべく、人々は新しいものを創り続け進化してきましたが、その一方で、テクノロジーは、世の中に格差をつくり弱者を生み出す、高リスクなものにもなっていきました。本来であれば定義や状況をよく理解した上で共に進化すべきだったのです。しかし人は、テクノロジーが身近にある豊かな理想の生活を急速に手に入れたため、大切なことを置き去りにしたまま革新を続けているのです(…続く)