国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチが、「出井・メモリアル・プロジェクト・フォー・アジア」を発足
世界をリードする国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(日本代表:土井香苗氏)が、ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィスを設立時から支援をしてきた弊社ファウンダーの出井伸之を偲び、人権活動支援の取り組みとして「出井・メモリアル・プロジェクト・フォー・アジア」を立ち上げて下さいました。
以下、ヒューマン・ライツ・ウォッチ様からのメッセージです。
この度、ヒューマン・ライツ・ウォッチでは、ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィスの成長を、オフィス設立時から支え、見守り続けてくださいました故出井伸之さんを偲び、新たな人権活動支援の取り組みとして「出井・メモリアル・プロジェクト・フォー・アジア 」を立ち上げました。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、アジア19か国で、市民を守り、法の支配を促し、人権侵害を終わらせるため、活動を続けています。当プロジェクトを含め、ヒューマン・ライツ・ウォッチに頂きましたご寄付は、各国で活躍する調査員や専門家などの活動を支えるだけでなく、現地パートナーシップの促進や、政策提言活動の強化等に活用させて頂く予定です。
出井さんは、日本はアジアの中での成熟した国家として、アジアの国々に貢献していくべきだという強い信念を持っていらっしゃいました。ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィスでは、出井さんのアジアの未来に向けたビジョンに共感し、新しい世代の人権活動家の活躍や成長などを支える活動をこれからも拡げてまいります。
ヒューマン・ライツ・ウォッチとは:
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、世界各地で起きている人権侵害を調査・公表し、人権の尊重の実現に向けて、政府や企業、国際機関に対して、確固とした提言を行っています。 弁護士、ジャーナリスト、各国の専門家等など、70以上の国籍からなる550人を超えるスタッフが、難民、子どもたち、戦時下にある人々、社会的なマイノリティなど、最も危険にさらされている人々の人権を守るために活動しています。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、独立性を確保するために、いかなる政府からも資金援助を受けていません。日本を含め、世界中の団体と協業しながら、すべての人の尊厳が守られる世界をつくる活動を続けています。