ファウンダーの遺した思い

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クオンタムリープ
に込めた思い

出井伸之 クオンタムリープ株式会社
ファウンダー

私が大学を卒業した1960年、ソニーは売上100億円程度の、いわばベンチャー企業でした。その後ソニーは、まさにJカーブそのものの成長曲線を描き、私が卒業をした2000年代前半には売上7兆円を超えるまでに成長しました。

このようなベンチャー企業からグローバル企業へ発展していく過程の中で、ソニーは実に数多くのクオンタムリープ(=非連続の飛躍)を経験してきました。私自身も、あるときは事業責任者の立場で、またあるときは経営者の立場で、そういった場面に多く立ち会い、それらを指揮してきました。

世界は、欧米を中心とした大西洋から、アジアを中心とした太平洋へのパワーシフトの真っ只中にあります。日本はアジアを始めとする各国と、競争ではなく補完的な共創関係を構築し、質的な成長をしていかなければいけません。事業創造への仮説や成長機会についても、日本だけでなく、アジアを中心にグローバルな視点で捉え、多様なパートナーの方々と共に取り組むことで、日本・アジアの飛躍的な進化(クオンタムリープ)の実現に貢献したいと思っています。

当社は、新しい価値を生み出す「革新的アイデア」と「実現リソース」をグローバルな視点で提供する会社を目指しています。日本の未来を思い、世界の未来を思い、志を同じくする皆様と共に次世代のグローバル企業と次世代リーダーを生み出し、希望に満ちた未来を日本に提示したいと思います。

出井伸之クオンタムリープ株式会社
ファウンダー

出井 伸之(いでい のぶゆき) 略歴
(1937年11月22日~2022年6月2日)

1960年早稲田大学卒業後、ソニー入社。1995年社長就任。以後、10年に渡りソニー経営のトップとして、ソニー変革を主導。退任後、クオンタムリープ設立。

会社概要

撮影・海田悠