Club100第189回定例会(ゲスト: 学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事 [UWC ISAK] 小林りん氏 )
2023年9月21日(木)、Club100第189回定例会を開催いたしました。
この度の定例会では、UWC ISAKの代表理事である小林りん氏を「次世代に求められていく力」というテーマでお招きしました。小林氏は、10年以上も前から多様性の重要性と、情熱と使命感をもったチェンジメーカーの必要性を信じ、多くのハードルを乗り越え、UWC ISAKを創立されました。
昨今、世界ではもちろんのこと、日本の企業においても、政治においても、ダイバーシティの重要性が強調されています。いまやダイバーシティは、ただのトレンドではなく、より豊かな社会を築くための基盤として認識され始めています。しかし、ダイバーシティをどのように実践して、多様性を生かした経営を行うのか、多くの組織にとっての課題となっています。
そんな中、長野県軽井沢町には、世界80カ国から集まった、ダイバーシティに富んだ200人の生徒が学んでいる「ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン」(以下、UWC ISAK)があります。UWC ISAKでは、約7割の生徒に奨学金を給付し、国籍だけでなく家庭環境や社会経済的バックグラウンドも多様な生徒が在籍しています。徹底したダイバーシティの環境の中で、社会に変革を起こす「チェンジメーカー」を育てることをミッションに掲げるUWC ISAKは、日本初の全寮制の国際高校として2014年に開校されました。
セッション内では、小林氏より、経験されたハードシングスとはどんなものがあったか、また、そのハードシングスを乗り越える原動力となったパッションとは、そして、小林氏が考える次世代に求められる力とはなにかを語っていただき、参加された皆様には、経営者として、新しい価値を創出するための多様性の実践のヒントを持ち帰っていただけたことと思います。
後半にはクオンタムリープ株式会社 代表取締役副会長の橋谷がChief Navigatorを務め、ご参加いただいた会員の皆様とともに、パネルディスカッションを実施しました。
ご参加いただきました会員の皆様には、深く感謝いたします。
最後に、ご登壇いただきました小林様には厚く御礼申し上げます。